オリジナルのTシャツをデザインしてネットで販売される「官邸作業服」
「作業服」の文化背景を見てみると、茶道でも華道でも、日本人は「形」を重んじる。どんな事をするにも、まずは形式から入り、服装もそうだ。運動の時にはスポーツウエアを着て、くつろぐ時には部屋着を着て、災難時には防災服を着るのが日本人だ。
地方政府にもそれぞれ、防災用の作業着があり、色もデザインも多種多様だ。また、こうした専用の防災服以外に安全ヘルメットもある。各テレビ局も震災の報道の時には、安全ヘルメットをかぶっていた。
日本の作業服産業はとても発達しており、防災服も非常に精巧に作られている。例えば、夜間作業の安全を確保するために、反射素材が付いている作業服がある。危険な環境で活躍する特殊な作業服、滑り止めや熱を遮断する作業靴なども日本が発明したものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月13日