日本の菅直人首相は20日、東日本大震災での中国政府・国民の支持に感謝するとともに、地震、津波、放射能漏れ事故への日本政府の対応を紹介するメッセージを新京報など中国紙に寄稿した。新京報が伝えた。
菅首相は、震災後に中国政府・国民が差し伸べてくれた援助の手に日本国民を代表して感謝。これによって日本人は「苦難の時こそ真心がわかる」ことを悟ったと指摘した。
在中国日本大使館はこの寄稿について「東日本大震災の発生後、首相が初めて寄稿という形で、中国メディアを通じて、現在の救援活動の情況、福島第1原発の放射能漏れの最新の状況、政府の対応を中国の人々に直接説明したものだ」と説明した。菅首相はこれに先立ち、広告の形で人民日報に感謝のメッセージを寄せている。
菅首相は16-17日、放射能漏れ事故の状況や復興について米国民に説明するメッセージをニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンなど英語メディアに寄せている。
「人民網日本語版」2011年4月21日