中国の陳徳銘商務部部長(左)、日本の海江田万里経済産業大臣(中央)、韓国の金宗フン外交通商省通商交渉本部長
中国、日本、韓国の経済貿易担当相会合が24日、東京で開かれた。
福島第一原発の放射能漏れ事故により、日本の農産物や水産物などは風評被害を受け、中国と韓国をはじめとする国は日本製品の輸入を規制している。海江田万里大臣は、中韓両国に輸入規制における冷静な対応を呼びかけ、日本の農産物や水産物の輸入規制を緩和するよう求め、「科学的根拠に基づいて冷静に対応してほしい」と述べた。ところが、会合に出席した陳徳銘部長、金宗フン部長は、「国民の安全を第一に考えなければならない。それから科学的根拠に基き、必要な規制措置をとる」と回答した。
また、東京電力の福島第一原発の放射能漏れ事故について、中日韓の3カ国は緊密な連絡機構を確立する方針を固め、中韓は日本側に原発事故の詳細を提供するよう要求した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月25日