日本の菅直人首相は5月10日の記者会見で、国のエネルギー政策を白紙に戻し、現行計画を見直す考えを表明した。これについて、中国原子力研究設計院の研究員クラス高級エンジニアの李映発氏は11日、『毎日経済新聞』の取材に応じ、以下のように語った。
日本は原子力発電を発展させる地質条件を備えていない。日本の原子力事故は、中国の原子力発電所の発展に、数とペースの面である程度の影響を及ぼすだろう。中国は原子力発電を発展させる過程で、日本の原子力事故から教訓を得て、原子力発電所の安全性と科学性をさらに重視する必要があるが、原子力を恐れる必要などまったくない。
日本の首相が原子力エネルギーの発展計画を見直す考えを表明したことに、少しも意外性を感じない。日本は原子力発電を発展させる地質条件を備えていない。