特別な時期に開催された第4回中日韓3ヶ国首脳会議は重大かつ特別な意義を持つ成果をあげた。3ヶ国が共同で福島原発事故の深刻な教訓から学び、原発の安全を確保する協力体制を構築、積極的に原発を制御するというものだ。これは中日韓3ヶ国の今後のエネルギー戦略に深い影響を与えるだけでなく、世界に分布する原発に「鎮静剤」を投げかけ、警鐘を鳴らすものといえよう。香港亜洲周刊の最新刊が伝えた。
記事の概要は以下のとおり。
中日韓の首脳は、始めて三国間の安全協力と防災に関するコンセンサスを得て共同声明を発表した。日本政府は全世界に分布する核施設の安全強化に役立つよう、中国、韓国や国際社会全体と福島原発事故から得た教訓を分かち合うことに尽力すると表明。中国と韓国は、日本がこの複合型災害から早期に復興し美しい国土を取り戻せるよう、できる限り継続的に日本の震災救援活動に協力すると表明した。