松本総領事はまた、「アニメ・漫画のような芸術表現方法を通じて、異国の人々と国境を越えて交流を行うことは、相互理解と友好関係の促進につながるだけではなく、新興産業の育成にとっても重要な意味がある」との見方を示した。
「無限のアニメ・漫画、魅力を共有」をテーマとする長春アニメ・漫画芸術祭には、米国、韓国、フランスなど多くの国家・地域のアニメ・漫画専門家が招待された。開催期間中は、フォーラム、展示会、コスプレ大会予選、漫画大会など多くのイベントが目白押しだ。
同芸術祭の関連活動に過去に何度か参加し、今回は特別ゲストとして招かれた松本総領事は、「中国各地では、多くのアニメ・漫画産業基地がすでに完成している。アニメ・漫画業界における海外との協力も活発になりつつあり、今後の中日両国の協力潜在空間はかなり大きいと確信している」と話した。
長春国際アニメ・漫画芸術祭は、2006年以来通算6回開催され、今では中国東北地域で規模・影響力ともに最も大きなアニメ・漫画芸術専門の展示会となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年6月2日