「北京日本人学術交流会」3周年記念会 北京で開催

「北京日本人学術交流会」3周年記念会 北京で開催。 北京日本人学術交流会(代表:山口直樹氏)設立三周年記念会及び第37回交流会は、6月25日午後北京で開催された。日中両国の40人が参加し、在中国日本大使館の山田重夫公使、東京大学北京事務所の宮内雄史所長、龍生派華道家大坪光泉氏、著名な翻訳家小林さゆり氏などが祝辞を述べた…

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発信時間: 2011-07-06 11:35:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京日本人学術交流会3周年記念会参加者による記念写真

「日本僑報」によると、北京日本人学術交流会(代表:山口直樹氏)設立三周年記念会及び第37回交流会は、6月25日午後北京で開催された。日中両国の40人が参加し、在中国日本大使館の山田重夫公使、東京大学北京事務所の宮内雄史所長、龍生派華道家大坪光泉氏、著名な翻訳家小林さゆり氏などが祝辞を述べた。

北京大学の博士課程に在籍していた期間に山口直樹氏は、何度か日本僑報社の開催していた「日本人の中国語作文コンクール」に参加していた。そのとき入賞した一等賞を含む作文は、すべて日本僑報社が刊行した受賞作品集に収録され、日中の読者の好評を得ている。

山口直樹氏は、北京日本人学術交流会を創設してから三年、毎月、交流会を開催し続けてきた。この北京日本人学術交流会では、日本僑報社の編集長の段躍中氏や日本僑報社で『初期毛沢東の教育思想と実践』を刊行し、第六回華人学術賞を受賞した鄭萍氏なども講演を行っている。また、日本僑報社で『「つくる会」の歴史教科書を斬る』を刊行した日中教育文化振興会代表理事の王智新教授も三周年の会に特別に参加し、北京日本人学術交流会三周年の祝辞を述べた。

6月25日の交流会の席上で日本僑報社から『日中関係とODA―対中ODA政治外交史入門』を刊行した岡田実氏(JICA中国事務所副所長)は、「日中関係とODA」というテーマで講演した。岡田氏の著書は、政治外交史の観点から出発し、日本の対中国への政府開発援助(ODA)の歴史的な意義を深く分析したものである。

岡田氏は、講演の中で「対中ODAの出発点となった大平正芳首相訪中から、2009年で30周年。 さらに来年2012年は日中国交正常化40周年の節目の年にあたる。 こうした時期に日中関係とODAの歩みを知ることは、日中関係者をはじめ、今後中国と関わりを持とうとしている人たちにとっても意義深い」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月6日

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