日本・新潟港で、開通式で挨拶する駐日中国大使の程永華氏。
中日露三カ国を横断する日本海横断航路の開通式が18日、日本の新潟港で行われた。中国の東北地区と日本海を横断して日本の西海岸に至る初めての航路で、中国、日本、ロシアなど北東アジア地区の環日本海経済圏と図們江地区の国際協力が実質的な重要な一歩を踏み出したことになる。
この陸海横断航路は吉林省琿春市、ロシア極東地区のザルビノ港、日本の新潟港を結ぶ全長約900キロ。そのうち陸路部分の琿春-ザルビノ間は約85キロ、海路部分のザルビノ-新潟間は約820キロある。同航路を利用すると、吉林省長春などから新潟への日程がこれまでの半分以下に短縮される見通しだ。