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発信時間： 2011-08-19 16:44:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇旧日本軍の流れを受け継ぐ自衛隊

靖国神社を参拝する政治家

8月15日、記者は再び東京の靖国神社を訪れた。日本陸海空自衛隊の高官3人が参拝。戦後再建された自衛隊は常にその武装力が「陸海空3軍」であることを認めたがらないが、この日の行動は、自衛隊がかつて侵略戦争を行った旧日本軍の流れを受け継いでいることを露呈していた。

右翼団体は依然活発で、その一つ、「日本会議」は靖国神社に色とりどりの旗を立てビラを配り、「尖閣列島」（中国名・釣魚島）を守るための署名を呼びかけていた。靖国神社参拝と領土問題が混在しているのが今年の新しい注目点だった。

靖国神社参拝は日本の一種の文化だという人がいる。記者が昔、日本の政治家を取材し、「毎年8月15日は日本のこのような文化について、どうして国会議員、右翼団体、暴力団が一緒になって説明するのか？」と質問したところ、彼は「この現象はうまく説明できない。靖国神社参拝に熱心だった前首相に必ず報告する｣と答えたが、結局、彼らは毎年8月15日に依然として一緒になって参拝に行っている。この特殊な時に彼らは一緒にいる必要があると言えるだろう。

ここで米社会学者のルース・ベネディクトが書き残した日本論に関する名著「菊と刀」に触れざるを得ない。彼女は日本人に存在する8つの矛盾をあげ、日本民族は二重性をもった民族だと指摘している。

毎年8月に或いはこの二重性が顕著に現れるのかもしれない。日本が衰退している今日、この二重性は時代と共にどう変化するだろうか？

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2011年8月19日

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