日本の新しい外務大臣である玄葉光一郎氏は9月5日取材を受け、日米同盟関係はアジア太平洋地域の安定に有益であるが、日本が発展し続ける中国から利益を得たいと思うならば、中国との関係強化は必須であるとの見解を示した。ジャパンタイムズが報道した。
玄葉外相は日本は米軍の普天間基地移転問題に関し2006年の日米協議を遵守すると共に、国内では移転計画に不満を持つ地域住民感情に配慮する必要がある。また、日本は中国と「ウィンウィンの戦略的パートナーシップ」を締結し、成長するアジア太平洋地域からの利益獲得を考えなければならないと語った。
また「日本は続く出生率の低下、高齢化という現状に直面しており、2046年には日本の人口はおそらく1億人を切るだろう。」「このような状況で、我々が成長を模索する最大の方途はアジア太平洋地域のニーズを日本のニーズと見なすことだ。このエリアには40億人が生活しているのだから。」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月7日