日本の野田佳彦新首相は早くて10月上旬の中国訪問を検討している。昨年9月の日中船舶衝突事件以来膠着した日中関係をできるだけ早く修復するため、胡錦涛国家主席や温家宝総理と会談し、戦略的互恵関係の深化について確認する意向だ。だが、中国側は野田首相の歴史認識に警戒心を抱いているうえ、政治日程も固まっていないため、訪中時期は変動する可能性がある。日本メディアが伝えた。
藤村修官房長官は7日午後の記者会見で、野田首相が9月下旬にニューヨークで開催される国連総会に出席することに触れ、「客観的に見て、9月中の訪中は難しい」と指摘した。
温総理は6日の電話会談で野田首相に早期訪中を招請。野田首相も「双方の都合の良い時期に訪問したい」と応じた。
「人民網日本語版」2011年9月8日