フランス通信社9月7日の報道によれば、日本の原発事故で活躍したフクシマ50と呼ばれる作業者に対し、スペインはアストゥリアス皇太子基金共存共栄賞を授与した。
日本の東日本大震災により引き起こされた福島第一原発放射能漏れ事故は、25年前の当時ソビエト連邦のチェルノブイリで起こった原発事故に次ぐ最悪最大の原発事故となった。大地震による大津波が原子炉の冷却装置を破壊、原子炉炉心のメルトダウンで放射性物質が空気中に拡散した。原発から半径20キロメートル以内の1万人以上の住民が避難を強制されたが、「フクシマ50」と呼ばれる作業者は原子炉付近で作業を続けた。
ある審議委員は「フクシマ50」の自らの命を犠牲にしてでも原発の惨禍を避けようと闘った行為は人類が災害に対して行った最高レベルの行為で、彼らの勇敢さはその名に恥じないと賞賛した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月8日