最近の私の実体験を書こうと思う。
日本の大阪のユニバーサルスタジオジャパンという遊園地に訪れた時のことだ。アトラクションは3D映画、シュワルツネッガー主演のターミネーターだった。3Dの迫力はいうまでもなく非常にエキサイティングだ。もちろん、座席にはイヤホンジャックがあって、中国語と英語の解説が聞ける。とても行き届いている。
娘と私は背の高い西洋人について映画館に入っていった。
映画が始まる前に、前方のステージで真っ赤なスーツを着た日本人の司会者が出てきた。おおげさな話し方と動作で、あちらにいったり、こちらに来たりしながら、淀みなく日本語を話し続けている。私には一言も聞き取れない。娘に聞くと、一番遠くから来ている人は誰かと聞いているという。まず、日本人が手を挙げて、北海道から来ているといった。東京の地名をいった人もいた。他に遠くからいらしている人はいませんかという呼びかけに、娘は私に手を挙げるように言ったので、私は手を挙げた。司会者はそこのメガネの男性、どちらからですかと聞いた。