日本政府が中国人観光客にマルチビザ発給をスタートした7月以降、沖縄を訪れる中国人観光客は大幅に増加した。ある最新調査によると、中国人観光客の沖縄旅行に対する満足度は、全国平均レベルより高く、なかでもショッピングに対する満足度が最も高かった。日本新華僑報網が伝えた。
現地メディアの報道によると、株式会社リクルートの旅行調査部門(じゃらんリサーチセンター)が20日、旅行に関するアンケート調査の結果を発表した。これによると、中国大陸部、中国台湾、韓国からの観光客の沖縄旅行に対する満足度は、全国平均レベルより高かった。その内訳をみると、「ショッピング」に対する満足度が最も高く、消費ニーズの高い中国人観光客の多くは「沖縄の商品や電化製品の価格が非常に安い」と回答した。
リクルート旅行調査部門が日本を訪れる外国人観光客の状況に関する調査を実施したのは、今回が初めて。過去3年以内に日本を訪れた中国大陸部、中国台湾、韓国の3カ国・地域の観光客を対象に、北海道や東京など日本国内19カ所における旅行の満足度について、オンライン調査が実施された。
3カ国・地域の観光客の沖縄での「ショッピング」に対する満足度は34.4%と、全国平均(30.6%)を上回った。特に食品、生活用品、医薬費の購入に関する満足度が高かった。
これ以外にも、中国人観光客が沖縄で購入した商品に対する満足度は、ほぼ全国平均レベルより高かった。「日本製品をどこで買いますか?」という問いに対し、多くの中国人観光客は「沖縄」をトップに挙げた。
外国人観光客の、沖縄での「サービス」に対する満足度も、全国平均より0.5%高い31.6%だった。沖縄の各ホテルや特産物店の従業員のサービスや対応は、非常に評判が高かった。
また沖縄の各観光地やホテルに用意されている観光ハンドブックの利用率も30%と、観光客の観光やショッピングに大変便利と好評だ。
「人民網日本語版」2011年9月23日