海外でも名高い京都嵐山の紅葉
春の「お花見」同様、秋の「紅葉狩り」は日本の秋を代表する行楽の一つだ。秋は温泉旅行にぴったりの季節であり、収穫の季節でもあるが、秋らしい趣のある壮観な紅葉も国慶節の連休の行楽で忘れてはならない選択肢の一つだ。
1000年前に京都で生活していた貴族にとっては、紅葉と言えば京都北部の嵐山だった(嵐山は海抜375m)。貴族たちは嵐山の四季を好み、付近に別荘を建てていた。
JR山陽線嵯峨嵐山駅、京福電鉄嵐山駅周辺には、今もいくつもの歴史あるお寺がある。お寺の庭園は嵐山の景観の美しさをとりいれて作られており、庭園の楓はとりわけ美しい。これらのお寺を巡って昔に思いをはせるのも人気の京都観光コースの一つだ。お寺の紅葉と竹林が相互に引き立つ眺めも実に嵐山らしい景色である。