日本に、外出を好まず一日中家にいて、たまに外出するとしても行き先はたいてい秋葉原という「オタク男」と「オタク女」が多くいることは有名だ。レコードジャパンの報道によると、日本の矢野経済研究所は2011年7月から9月にかけて、「オタクの聖地」と呼ばれる秋葉原などで15~69歳の一般人1万人に「日本国内のオタク市場」に関する調査を行った。それによると、自分を「オタク」だと思っている、または「オタク」と言われたことがあると答えた人は約4割に上った。
日本の「オタク」は増え続け、それに伴って「オタク市場」の規模も拡大している。この産業は経済の外部要因の影響を受けにくいため、日本の経済学者からますます注目されている。
2010年の「オタク市場」を見てみると、オンラインゲーム、恋愛シミュレーションゲーム、電子コミック、メイドやコスプレ関係の同人誌、ライトノベル、フィギュア、グッズなどの市場はいずれも拡大している。中でも、オンラインゲームの収益は前年比40.5%増の2994億円に達し、恋愛シミュレーションゲームは112億円の収益、女性向け携帯電話ゲームは同30.2%の増益だった。そのほか、電子コミック、メイドやコスプレ関連産業も前年比10%以上の伸びとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月1日