第8回中日美術交流合同展(主催:中国・北京画院、公益社団法人日本南画院)が北京画院美術館で開催され、山水画、人物画、花鳥画など両国の画家による秀作100点近くが展示された。中国網が伝えた。
日本は今年3月11日に巨大な地震と津波に見舞われたが、巨大災害を前に日本の人々が見せた勇敢さ、落ち着き、秩序に世界は驚嘆した。こうした優れた資質は日本の芸術家にも備わっている。地震から間もなく、これまで同様に綿密に整理された作品の数々が日本南画院から寄せられたことに、中国側は驚嘆し、感動した。東日本大震災の後に開催される今回の合同展は、例年とは比べようもない意義を持つ。
中日美術交流合同展の開催を続けることで、中日両国民の文化・芸術面の交流や協力、友情が深まるに違いない。また、世界の美術界における水墨画と日本南画の地位や影響力が高まり、東洋芸術の魅力が一層の輝きを放つはずだ。
「人民網日本語版」 2011年11月6日