日本企業: 震災後、中国との経済協力を重視へ

日本企業: 震災後、中国との経済協力を重視へ。

タグ: 日本企業 中国市場進出 経済協力 2011中国国際工業博覧会 

発信時間: 2011-11-04 14:46:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在開催中の「2011中国国際工業博覧会」は、日本企業の出展が目立つ。日本貿易振興機構(ジェトロ)展示事業部の安藤雅巳課長は、「日本は今年地震、津波、洪水といった災害に見舞われたが、昨年と変わらない出展規模を維持。また、日本企業にとって今年最大規模の海外出展でもある」と語った。

安藤氏によると、震災後の国内経済の不景気を受け、多くの日本企業が「海外進出」を選択しているという。欧米経済はまだ回復力に欠け、混乱が続いていることから、日本企業は中国との経済・貿易を重視し、(1)中国での生産強化に向けた技術・設備の輸出加速(2)ミドルおよびハイエンド製品の中国向け輸出拡大(3)中国沿海地域から内陸部の中西部への事業開拓、といった3つの変化がみられるという。

大和三光製作所は被災地の福島県からの出展ということで、博覧会組織委員会は出展料を免除された。同社の藤井担当は、「福島の工場が地震の被害に遭ったが、幸い10年前に中国に進出し、企業を立ち上げたため、正常な生産を確保できている。今年は中国を中心にアジアの業務で30%以上の成長を維持したい。市場の需要にあわせ、無錫工場への技術輸出拡大を進める」と話す。

 

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