「CREATIVE TOKYO」(クリエイティブ・トーキョー)のキックオフイベントに参加した経済産業省の枝野幸男大臣
日本の産業の創造力向上をテーマとする「CREATIVE TOKYO」フォーラムが11月5日、東京で行われた。経済産業省の枝野幸男大臣、観光庁、文化庁の長官や政府要人、および産業界の有名人たちが今回のフォーラムに一堂に会し、世界に向け東京をアジアの「クリエイティブ・ハブ」にしていくことを発表し、各産業の発展を推進する。昨年から、日本政府が力を入れて推進している「文化立国」の戦略のひな形がようやく現れた。
創造力で日本産業の未来を開拓
同フォーラムには「CREATIVE TOKYO」構想のキックオフとして、鮮明なテーマがある。それは「創造力で日本産業の未来を開拓」することだ。
「CREATIVE TOKYO」構想は日本経済産業省がこのほど提出した都市設計計画だ。この大きな規模の計画は日本産業界、政府、研究機構など各界の力を結集して統合するもの。
実施にあたり、日本政府は積極的に海外へ広告宣伝し、展覧会の開催と交流を展開して、世界各国の優れる創造力の豊富な人材、情報と資金を日本に導入することを目指し、創造力を育成して、日本産業をさらに活性化し、新産業成長モデルを探求する。
この計画は今年10月から実施段階に入った。たとえば、合計23の具体的プロジェクトである「CREATIVE AUTUMN」を全面展開する。内容は伝統文化を展示する「茶道祭2011」、国際演技芸術が集まる「Festival・東京2011」および各国文化人、美術館長を日本に招聘し、「国際訪問者プロジェクト」など一連のイベントが予定されている。
ソフトパワーで新しい産業成長モデルを探る
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月7日