資料写真:日本のでお見合いパーティー
最近ある結婚詐欺事件が日本で注目を集めている。33歳の大阪の男が「詐欺罪」で大阪府警に逮捕された。騙される日本人女性の数と被害額が過去最高になっていることに驚く。
男の名は田中淳平、逮捕前は外資系不動産投資会社の日本法人元代表だった。過去数年間でお見合いパーティーに150回以上参加。外資系投資会社の社長という肩書きで、結婚を“餌”に20人以上の女性の金銭をだまし取った。その額3億円以上。
被害に遭った女性の多くは30歳以上で、すでに「売れ残った」女性ばかり。こうした女性は巧みな誘惑に弱い。田中被告はその弱点につけこみ、女性らの心をもてあそび、詐欺を繰り返した。
日本は「売れ残った女性」が非常に多い国で、調査によると、25~34歳の女性が最も不安を感じている問題は「結婚できるか」だという。独身女性はどんな条件の男性を探す必要があるか?報告によると、第1位は「価値観が同じ」(62%)、次に「金銭感覚が同じ」(27%)、第3位は「仕事が安定している」(26%)となっている。
実際、未婚女性は増加しているが、彼女たちに結婚願望がないというわけではない。その原因として、▽第一に、独身女性が自分の価値基準を貫き、妥協しないこと ▽第二に選択範囲が極めて狭く、日本人男性の多くは事業の成功という点で彼女たちの要求に達していないこと――があげられる。