日米同盟とイラン問題で進退窮まる日本

日米同盟とイラン問題で進退窮まる日本。 今年に入り、日本は新たな年のエネルギー外交攻勢を立て続けに展開、まず玄葉外相が中東5カ国を歴訪した。同時に枝野幸男経済産業相もミャンマーに訪問し、エネルギー協力問題を協議した。斉藤官房副長官がモンゴルに訪問した際の主な議題も石炭採掘など鉱物エネルギー協力に関する内容だった…

タグ: 日本,エネルギー外交,イラン,原油,米国,貿易制裁,原発事故,ペルシャ湾

発信時間: 2012-02-01 16:01:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年に入り、日本は新たな年のエネルギー外交攻勢を立て続けに展開、まず玄葉外相が中東5カ国を歴訪した。同時に枝野幸男経済産業相もミャンマーに訪問し、エネルギー協力問題を協議した。斉藤官房副長官がモンゴルに訪問した際の主な議題も石炭採掘など鉱物エネルギー協力に関する内容だった。また、加藤外務大臣政務官もアフリカ南部のアンゴラ、モザンビーク、南アフリカ、ザンビアといった鉱物資源の豊富な国を訪れた。浜田和幸外務大臣政務官もキルギスタンとアラブ首長国連邦を訪問した。

日本が大規模なエネルギー外交を展開する中、激しさを増すイラン問題がエネルギー外交の課題となってきた。日本の高官がイランを訪問していないのは、イラン産原油の輸入が重要でないからではない。イランから輸入する原油は日本の輸入シェアの10%を占める。今回新たな年のエネルギー外交にイランが入っていないのは日本が迷っているからか、「故意」にイランを避けたからだ。

これは米国がイランへの貿易制裁という世界の原油市場を驚かせる決定をしたからだ。日米同盟は日本外交の基軸であり、イラン制裁問題に躊躇すれば、米国が快く思わず、圧力をかけてくるのを日本はよくわかっている。ただイランなど中東の産油国は日本のエネルギーの重点輸入先であり、中東地域のエネルギー供給に間違いがあれば、日本のエネルギーの安全に致命的な影響を与えかねない。

ではどういった要素が日本の対応を鈍らせているのか?

1   2    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。