共同通信社の報道によると、長崎地方裁判所は31日、中国漁船「浙象漁16」の鐘進音船長に懲役6カ月、執行猶予3年、100万円の罰金を科す判決を言い渡した。
「浙象漁16」の鐘船長は昨年12月19日夜、日本領海内の五島列島沖でサンゴを密漁した容疑で長崎海上保安部に逮捕された。
情報筋によると、鐘船長は判決を受け入れ、100万円の罰金を支払った後、福岡入国管理局に移送された。近いうちに強制送還されるとみられる。また、同船の他の10人の乗組員は昨年12月29日に釈放され、帰国している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月1日