40年来の中日関係の発展の歴程を振り返って、唐家璇氏は次のように指摘した。中日関係の発展の成果は簡単に達成したことではない、それは両国政府、指導者と各界の有識者が長期にわたって絶えず努力した結果で、我々が一層大切にし、心を込めて大事にするに値することだと思う。また中日友好は大勢の赴く所であり、人心の向かう所でもあり、阻むことができない歴史の潮流だ。40年来の中日関係の発展の歴程は両国の共同利益が絶えず拡大し、利益連鎖が絶えず深まる過程でもある。
唐家璇氏は「中日両国の間に歴史的な感情の縺れもあれば、現実の矛盾と相違もある」と述べると同時に、中日関係を立派に推進するのは容易いではないが、ぶち壊すのは簡単だと語った。重大かつ敏感な問題に対し、双方は終始両国関係の大局を重んじ、双方の関係共同認識と諒解、特に中日の四つの政治文書の原則と精神を順守することを堅持し、対話、交渉と協議を通じて、慎重かつ適切に処理すべきだと強調した。