京都の舞妓が2月27日、福島県のいわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」で芸を披露した。写真は出演後、フラダンスダンサーと交流する様子(共同通信社より)
今月8日、全面的に営業再開していた福島県いわき市にある温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」は27日、京都の舞妓を迎えていた。舞妓たちは「サプライズゲスト」として、日本舞踊を披露、現場では観客から熱烈な拍手が送られた。
今回のご披露は花街の被災地支援活動の一環で、もっと多くの観光客がここを訪れるようにと望んでのこと。室内温度28度の中、三味線の音とともに16歳~24歳の6人の舞妓さんが半円形の会場で踊りを披露した。
千葉県成田市の主婦(69歳)は、いわき市で舞妓の踊りを観賞でき、非常にうれしかった。彼女たちの無邪気で爛漫な雰囲気を感じられて、本当によかったとうれしそうに話した。
舞妓さんは「舞台で芸をご披露したときはとても暑かった。でも参加できてとてもうれしい」と微笑んだ。また、津波で被災したいわき市の市内設備と被災地の市民が身を寄せる仮設住宅も見学した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月29日