日本語の観光ガイドが日本人観光客に対し集団買春を斡旋したことが明らかになった。近日、買春斡旋の罪で、厦門(アモイ)思明区法院の第一審判決は、この観光ガイドに対し懲役3年、執行猶予5年及び罰金1万元の判決を下した。
今年44歳になる陳被告は海南出身で、某旅行会社に勤める日本語の観光ガイドである。2009年2月20日午後、6名の日本人観光客の「特殊な要求」に対し、陳は彼らをカラオケ店に案内した。店のママさんである王被告・張被告(共に集団売春斡旋の罪で実刑判決を受けている)は売春婦らを集め、日本人観光客に選ばせた。同日、王と張は6名の売春婦をそれぞれの観光客の部屋に向かわせ、サービスをさせた。続いて二日目も、ママさんらは2回にわたって、日本人観光客に対し6名の売春婦に売春行為をさせていた。
法院の調査で、2009年2~3月、陳被告は合わせて24名の日本人観光客に対し、計49名の売春婦を斡旋し、売春行為をさせていたことが明らかになった。
2011年11月5日、陳被告は自首し、自ら違法行為で得た報酬2万9400元を差し出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月1日