劉総領事と日本湖南人会会員の記念写真。関妍撮影
5月24日、日本湖南人会会長段躍中氏他、在日湖南省出身の社会人、留学生など若手会員9名と日本湖南省友の会会員3名が、在東京の中国大使館劉亜明総領事を訪問し、各自自己紹介とともにそれぞれの分野での日本とのかかわりや日本人との交流について紹介し、親しく総領事と言葉を交わした。
日本湖南人会は東京池袋在住の段躍中氏を中心に湖南省出身者の交流と、日本と湖南省との友好を図る目的で2009年5月に設立され、現在約200名の会員を数えている。日本湖南人会は、全国展開を目指している漢語角への支援、中国人の日本語作文コンクールへの協力などを行っているほか、故郷と湖南省の交流促進に力を尽くしている。
会談の終わりに当たり劉総領事は「日本と中国の間では種々のわずらわしい問題もあり、問題の起こる都度両国のメディアはそれらの問題を大きく取り上げることもあるが、そのような時こそ皆さんが常日頃から実践している民間における地道な草の根の交流活動が、日中両国の相互理解と、友好交流にとって最も大切なことである。これからも多くの日本人の友人との交流を通して民間交流の指導的役割を担ってほしい」と激励の言葉を送った。
劉総領事の会見に感謝して、段躍中氏から『日本湖南人会設立三周年活動報告』などを贈呈し、総領事から高い評価が寄せられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月28日