◆恨みや現実的矛盾は隠せない
さらに杜氏はこう強調する。「日韓両国は互いに利用し合っても、その間に横たわる溝を埋めるのはなかなか難しい。こうした合同演習、共同行動は、両国の歴史上積もり積もった恨みや、現時的な矛盾を覆い隠すことはできない。だが、彼らは同時に朝鮮の圧力に直面している。例えば、朝鮮が示すすべてのミサイルが、韓国を攻撃、また日本を倒すことができるなら、いっそのこと、韓国と日本は反ミサイル網を構築し、米国の指導の下で一緒になって朝鮮のミサイルに対応すればいい」
演習地点については、朝鮮半島の南端というこの位置は非常に奥が深い。日本海と黄海の方向から、つまり2つの方向からであれば、同時に朝鮮を攻撃することが可能だ。以前の正面攻撃は1方向からだけだったが、今回は両翼、日本海と黄海の方向からの同時攻撃が可能になる。