中国外文局主催の『美しい中国 美しい日本』写真集の発行記念式典及び写真展が7月5日より、日本東京都の日中友好会館で開催される。イベントは、国務院新聞弁公室が主催する『「感知中国」in日本』の重要な一環であり、写真集の発行と写真展の開催は中日国交正常化40周年を記念し、両国の国民のお互いに対する認識と理解を深め、より友好的な関係を築いていくことを積極的に促進するものである。
中国外文局の周明偉局長が、この度のイベントに関してチャイナネット(中国網)の取材に答えた。
写真集のテーマが「美しい中国 美しい日本」となった理由について周局長は、以下のようにコメントした。
「中日国交正常化40周年記念として、様々な内容を盛り込みたかった。国交正常化10周年、20周年、30周年、戦後60周年などの歴史的節目で、我々は様々な写真集を出版してきた。今回出版する『美しい中国 美しい日本』は、中日両国民の視点から両国の自然や歴史、文化、両国交流それぞれの美しさを描き、両国民の目線による中日関係への期待を描いたものだ。
活き活きとした写真を通じ、より多くの人が相手の国の美しさを知り、鑑賞し、好きになってもらおうと考えた。ギクシャクしがちな中日関係だが、その積極面、つまりお互いに尊重し合い、認め合い、理解し合い、協力し合っている面を、この写真集で見てもらいたい。さらに正しい歴史認識や未来の認識の重要性を知ってもらいたい。両国が相手国の美を鑑賞し、理解することで、両国の国民感情が高まり、政治的信頼が高まる。両国の平和的な関係をより確固としたものしたいと考えた。」
チャイナネット(中国網)の記者が、「このテーマをより良く伝えるため、写真選択でどのような工夫をしたのか」という質問をすると、周局長は以下のように答えた。