中国外文局主催の『美しい中国 美しい日本』写真集の発行記念式典及び写真展が7月5日より、日本東京都の日中友好会館で開催される。イベントは、国務院新聞弁公室が主催する『「感知中国」in日本』の重要な一環であり、写真集の発行と写真展の開催は中日国交正常化40周年を記念し、両国の国民のお互いに対する認識と理解を深め、より友好的な関係を築いていくことを積極的に促進するものである。
中国外文局の周明偉局長が、この度のイベントに関してチャイナネット(中国網)の取材に答えた。
(一) 周明偉局長:中日両国関係の40年間の歴史的な節目を捉えた写真
『「感知中国」in日本』のイベントにおいて、中国外文局は主要協賛機関として、主催したイベントや、その意義について周局長は以下のように答えた。
中日国交正常化40周年を記念することは、中国にとって重要なことであるだけでなく、日本にとっても同様で、且つ中日関係においても重大な意味を持つ。また、中国の外交関係においても欠かせない一大事である。日本で『感知中国』のイベント行い、中日国交正常化40周年を記念することは、両国の国民の理解を深め、政治面での相互信頼を強化し、文化の交流を促進することにおいて、積極的な役割を果たす。
中日両国には2000年余りの交流の歴史がある。両国の文化の結びつきや歴史的な繋がりは強く、非常に近い隣国であるため、中日両国の発展は交流において、互いに強烈な印象を与え合ってきた。しかし、2000年の交流の中には、喜ばしくないことや悲しい歴史もあり、両国の関係に大きく影響し、深い傷を残している。
そのため、中日国交正常化は、両国間だけでなく世界政治においても、極めて重要であることがわかる。
『感知中国』のイベントを開催することで、中日両国の国民が共に2000年の交流を振り返り、国交正常化40周年までの道が決して平坦ではなかったことを理解することの助けになる。40年間の国民の交流を振り返ることで、新たな認識、新たな発見をし、次の世代の人々にも、ここまでの歩みがどれほど困難で、中日関係がどれほど重要であるかを理解してもらいたいと感じる。中日両国の平和的な友好関係を受け継ぎ、両国の交流が直面する新たな問題を解決していけることを願う。
これらの想いから、我々は中国語と日本語の両方で綴られた写真集を発行し、写真によって、中日関係の40年間の重要な歴史的瞬間を納め、未来へと残していきたい。共に40年間の交流の歴史を振り返ることで、次の世代、特に若い世代が40年間の歩みが貴重なものであることを認識し、両国の国民が世代を超えて綿々と友好な関係を築いていけることを願う。また、写真を通して、中日両国の関係発展は簡単なことではないことを伝え、中日両国の悠久な歴史と未来への希望を反映したい。
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(2)周局長:写真集のテーマを「美しい中国 美しい日本」としたわけ