台湾の漁船「全家福」を追い払う日本海上保安庁の巡視船(4日)
5隻の巡視船に守られ、釣魚島(日本名:尖閣諸島)の領有権を主張する活動家が乗った台湾の漁船が昨日、釣魚島を一周して領有権を主張した。日本メディアは、同漁船が釣魚島から600メートルの地点まで接近したとし、台湾が同問題に対して強硬な姿勢を示したと伝えた。
同日、メドベージェフ首相は悪天候の影響を受け、南クリル諸島(日本名:北方四島)で最大の択捉島に上陸できなかったが、3日に国後島上陸を決行し日本を刺激した。
地図を広げると、日本の周辺にはロシア、韓国、朝鮮、中国という隣国が存在するが、4カ国との間に島の領有権を巡る争いが存在することが分かる。北ではロシアとの南クリル諸島問題が泥沼化しており、西では韓国や朝鮮と独島(日本名:竹島)の領有権を巡り対立しており、南では釣魚島問題が深刻化している。日本に滞在する中国人学者の庚欣氏は、「日本は島の領有権を巡り、各国から挟み撃ちにあっている」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月5日