中国外文局主催の『美しい中国 美しい日本』写真集の発行記念式典及び写真展が7月5日より、日本東京都の日中友好会館で開催される。イベントは、国務院新聞弁公室が主催する『「感知中国」in日本』の重要な一環であり、写真集の発行と写真展の開催は中日国交正常化40周年を記念し、両国の国民のお互いに対する認識と理解を深め、より友好的な関係を築いていくことを積極的に促進するものである。
中国外文局の周明偉局長が、この度のイベントに関してチャイナネット(中国網)の取材に答えた。
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周明偉局長:中日両国民の理解を深め 政治面での相互信頼を強化
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「どのジャンルが心を強く揺さぶり、中日友好関係を最も良く示しうるか」という質問に対し、周局長は「それはヒューマン・ドラマだ。中日関係の中で、多くのヒューマン・ドラマが直接的に感情を表現している。これらの感情は、その時代に応じ違った形により表現される。例えば戦争の時代は、中日関係が最も悪化した時期であるが、多くの物語は、交戦中も一般人の中に良心・良識・人道が残されていたことを反映している。これらの物語を記憶・記録することは、中日関係における心の交流の基礎を理解する一助となる。両国関係が順調に発展した時代にも、中日が互いに引かれ合い、特殊な交流の形式を創造することで、相互理解の促進が示された。例えば、遠山正瑛氏は中国での植林事業に生涯を捧げ、人々に感動を与えた。これにより、中日友好関係の発展が政治的な需要であるのみならず、民間人の心の需要であることが別の面から示された。四川大震災と東日本大震災の発生を受け、両国の国民が自ら感情表現したことも、これを示している。心と景観により人の心を打つ、これは中日関係の安定的な発展、国民感情の改善、政治的相互信頼の強化にとって、重要なプラス要因となる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月5日