資料写真:上海を訪問するインドの海軍
中国は日本、インドの海軍とソマリア沖の海賊を取り締まるための巡航において緊密な協力を進めている。ここから、中国国民のアジアの主なライバル国に対する感情は複雑だが、政府に世界貿易の保護の面で協力する強い意志があることがわかる。7月3日付カナダ「エドモントン・ジャーナル」が伝えた。
中国国防部の報道官は、中日印の協調パトロールと3国の護衛資源の効果的統一に関する協定に基づき、日本の海上自衛隊は7月1日に3国の護衛編隊の誘導艦隊になったと明らかにした。アナリストは、3国の協調護衛に関する協定は、中国人民解放軍海軍が日米などの海軍が協力を緊密化させる中国海域周辺で対立発生リスクを減らせるという自信を高めていることを示すと分析。
国防分野の専門家は、中国の海軍力の増強と自国利益の主張に伴い、中国海軍将校が他国の同輩と協力を強化し始めたことは大きな意味があると見ている。米海軍戦争学院の吉原俊井教授は、このような協力は民事や軍事の指導層をよい意味で規範化させる効果があると話す。
中国海軍は2008年にアデン湾で海賊取り締まりのためのパトロールに参加し、新世代潜水艇、水上艦艇や戦闘機、海上で試験中の空母など、過去13年軍事費を増やしてきた成果を示している。中日印3国のアデン湾護衛編隊は今年から協調護衛計画を実施し始め、日本が誘導艦隊になる前は中国とインドが交代でこの任務を行っていた。報道によると、韓国もこの協定に加わる意向を示している。