インド人学者が語る中日印間の宇宙開発競争

インド人学者が語る中日印間の宇宙開発競争。 西側メディアが中国・日本・インドの「宇宙開発競争」と称する内容について、インドのコンダペイリー教授は「この3つの国の宇宙開発の捉え方はそれぞれ異なっている。中国は数量に、インドは品質にこだわる傾向が見られる。また日本の宇宙計画は中国やインドよりも精密かつ先端的なものである」と述べている…

タグ: 天宮1号 宇宙開発 中日印 競争

発信時間: 2011-10-08 11:00:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

他の宇宙船がドッキングを行う際の目標となる無人宇宙実験機「天宮1号」の打ち上げ成功について、インドのジャワハルラール・ネルー大学の戦略・国際問題の専門家であるスリカンター・コンダペイリー教授は以下のように指摘している。

中国の宇宙開発計画、国際社会に大きな貢献

スリカンター・コンダペイリー教授はかつてインド国防研究所で働いた経験を持つ、対中国問題の専門家である。この数年における中国の宇宙開発計画の成果について話題がおよんだ際、コンダペイリー教授は「中国初の人工衛星が打ち上げられたのは1970年。今では、中国の宇宙計画が世界最大の宇宙計画の一つになろうとしているのが見て取れる」と述べている。

現在ないし今後において、この分野における中国の努力は、国際社会への大きな貢献であり、非常に大きな意義がある。

コンダペイリー教授は「発展途上国である中国がこれほど優れた成果を上げるとは思いもよらなかった。これは中国の科学研究チームの探査分野における進歩を示しており、また、中国が宇宙事業を重視し、資金・技術・人材などの資源を注ぎ込んでいることが窺える」と述べている。

コンダペイリー教授曰く、経済的に遅れた国から科学技術が発展した国に移行する際に見られる大きな自信が今の中国から感じることができる。宇宙技術および宇宙システムの中には、中国が独自開発し、打ち上げ、複雑なシステムの運用管理を行なっているものもあり、国際システムにおける重鎮の一つとなっている。

中国経済・国防、「天宮1号」がもたらす利点とは?

 

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