(5)周明偉局長:メディアは中日関係の発展に大きく影響する

(5)周明偉局長:メディアは中日関係の発展に大きく影響する。

タグ: 中国外文局,中日友好交流,中日貿易,メディア

発信時間: 2012-07-05 15:15:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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周明偉局長:中日両国民の理解を深め 政治面での相互信頼を強化

 

中国外文局は、中国のニュース出版業および対外的な宣伝の、重要な場・窓口となっている。周明偉局長は、中日友好21世紀委員会の中国側の委員を務めている。「中日友好交流の促進について、中国外文局はいかにしてより良い役割を果たすか」に関する周局長の回答内容は、下記の通りとなった。

「中日関係は非常に重要であり、両国にとってのみならず、その地域にとって重要である。中日関係は現在重要であるのみならず、将来的にも非常に重要である。時間の経過に伴い、中日関係に新たな問題や課題が生じている。一部は歴史的な問題であり、一部は発展の過程において生じた新たな問題だ。一部は両国の交流により生じた問題であり、一部は地域的・世界的な要因の変化により生じた問題である。この時期に、私は中日友好21世紀委員会の関連活動と業務に参与することができ、重大な責任を感じている。同委員会の中国側の委員として、私は文化・メディアの交流を推進する役割を担っており、多くの取り組みが可能だと感じている。

中日国交正常化から40年が経過し、両国の文化メディア交流の重要性が高まっている。特に中日貿易による大きな成果を前提とし、両国による現在の貿易額は当初の数百倍に達しており、両国は共に欠かすことのできない貿易相手国となっている。貿易の発展と深化に伴い、相互の依存度が高まっているが、両国関係に存在するすべての問題を解決できるわけではない。文化による認識と交流は、両国国民の感情に直接的な影響を与える。文化交流により、両国国民は目先の利益を度外視し、より長期的な両国関係の未来を見据えることができる。これにより文化交流の重要な役割が、いっそう際立ってくる。また中日両国の経済力は、40年前では想像もできないほどの変化を見せた。特に中国経済が高度発展を持続し、アジア最大の経済大国となった中、両国国民がいかにしてこのような変化に適応し、新たな環境下で両国関係の改善を図り、新たな歴史的時期に両国関係のさらなる発展を目指すかが、両国にとっての大きな課題となる(特に日本国民にとって)。

いかに中国と向き合うか、いかに中国の発展と向き合うか、いかに中日関係の発展と向き合うか、この点においてメディアは特別な役割を果たす。メディアは相手国を紹介し、相互理解を促進し、両国関係の積極的な発展を促すことができる。しかしメディアの特質により、中日関係に問題が生じた際、両国の国民感情に変化が生じた際に、メディアが何をどのように行い、何をどのように報じるべきかが、中日両国関係に対して特殊な役割を果たすことになる。

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