日系企業に学ぶ――高い競争力の秘訣とは?

日系企業に学ぶ――高い競争力の秘訣とは?。

タグ: メイド・イン・ジャパン,企業,日系企業,愛社精神

発信時間: 2012-07-09 10:13:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「メイド・イン・ジャパン」は優れた品質の代名詞だ。細やかな技術、リーズナブルな価格、美しい外観、高い品質、環境保護・省エネ等が日本製品の特長だ。2010年の世界500強企業のうち、日系企業が68社入選し、米国に次ぎ2位となった。中国でも有名な日系企業には、パナソニック、東芝、トヨタ、ソニー、ホンダ、日立、日産、キヤノン等がある。

日系企業は長い歴史を持ち、創立100周年を超える老舗企業が多い。日系企業の力強い生命力、高い競争力の秘訣とは何か。

一、真剣かつ行き届いた仕事ぶり

日系企業は厳格な管理により、社内の規範化に成功している。整った企業管理制度と業務フローがあり、執行力が高い。会長から一般社員に至るまで、社内制度と業務フローを順守する。日系企業は業務を計画的に行い、事前準備、計画、実施、データ収集、分析、総括に至るまで、秩序正しく実行する。筆者は日系企業で、生産管理のマネージャーとして勤務していたが、同社には約60本の生産ラインがあった。しかし同社の生産計画は、今後6週間まで正確に手配されており、取引先に報告のうえ納期を順守する。これは多くの企業にとって、想像すらできないことだ。細部の管理について、日系企業はゴミを細かく分類し、ファイルを保管する場所もシールによって示されているほどだ。日本人の「こだわり」に、多くの中国人は困惑を覚える。例えば、日本人はどれほど暑い日でも、スーツを着用し取引先を回る。この手抜きを許さないこだわりの精神が、高品質の日本製品を生み出したと言える。

二、仕事熱心

日本人の仕事熱心は世界的にも有名で、仕事を第一とする。日本人は、仕事こそが人生の本質・意義であるとし、愛社精神を重んじる。日本人は会社を家庭とし、倦むことなく一生勤勉に仕事を続け、「働き蜂」と呼ばれている。日系企業では残業が当たり前だが、社員は翌日も元気いっぱいで仕事に励んでいる。社員と経営者は心を一つにし、日々の業務に当たっているのだ。

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