日本は現在、高齢化と非婚社会という二重の問題に板ばさみになっている。非婚社会は、若者個人の意識変化によるだけでなく、自分自身の感覚以外に主に物理的な基準で自分とぴったりの相手を見つけにくいことから起こっている。日本では「年の差婚」が流行っており、若い女性は年上の成熟で、落ち着きがある事業で成功した中年男性を狙っている。数に限りがあり、需要と供給のバランスが取れていない。
日本のコラムニスト白河桃子さんは、自著『「婚活」時代』で「この年の差婚の風潮は激しくなっていくだろう」と指摘。しかし、同時に「男性には一生結婚しない人も、一生に何回も結婚する人もいる。つまり、経済的な条件がよい男性は3人の女性と結婚して子どもを設けることができるこのような状況が「時間差一夫多妻現象」を引き起こしている。」とも言っている。
金持ちの中年男性が婚姻市場を独占する中、日本の若い裕福なイケメンには彼らの論理がある。日本の週刊誌SPA!は「結婚できない男の意外な特性」というテーマで分析を試みている。日本人男性の多くは収入もあり、見た目もいいのに独身でいる。彼らが結婚できない最大の理由は「女性に本来の自分を受け入れて欲しい」と思っているからだという。わかりやすくいえば、彼がかっこいいからとかお金があるからではなく、愛情で選んでほしいというのだ。
事が結婚となると、感情的な女性は理性的になる。理性的な男性は感情的になる。しかし、この世の中は「なんとなく嘆いていては、なんとなく愛情には出会えない」、日本人女性の多くは見た目や学歴、仕事で男性に会うかどうかを決めるが、もしこの「通行手形」のような3つの条件が揃わなければ女性と会う機会もなく、感覚どころの話ではない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月12日