監督の佐々木則夫さんは「両チームの実力はあまり差がないが、われわれのメンタルコンディションはとてもよい。試合前、更衣室で宮間綾のすばらしいスピーチを聞いて、私はもう少しで感動で涙が出そうになった。彼女はチーム名と全員と共にこの偉大な会場で試合に参加できることを誇りに思うと語り、これが私たち全軍の心を奮い立たせた。」と語った。そして佐々木監督は勝利を導いた鍵は「フレンドシップマッチではラインハルトには悩まされた。あの試合では完全に彼女を抑えることができ、1球のパスも許さなかった。」
仏紙レキップは、フランスチームはブアディが許せないミスをを犯し、ロンドンオリンピックの準決勝で負けたと報道。司令塔であるブアディは「日本チームのテクニックは確かに私たちより上だったが、一部のジャッジがよくわからなかった。」といっている。フランスチームのヘッドコーチは阪口夢穂のヘッドゴールについて、ブアディはオフサイドだったのではないかといっていたという。
BBCは、ワールドカップで優勝したなでしこジャパンは、フランスの猛撃をものともせず、ペナルティーキックをかわし、オリンピックの決勝に進んできた。フランス人はなんども試合をものにするチャンスがあった。フランスチームの攻撃はさらに鋭くチャンスも多かったが、日本のチームワークと堅固な守りを崩すことができなかった。今回、なでしこたちに勝利の女神は微笑んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月7日