釣魚島衝突事件を受け、中国がトキの日本贈呈を一時中止

釣魚島衝突事件を受け、中国がトキの日本贈呈を一時中止。

タグ: 中日の外交,釣魚島問題,トキ

発信時間: 2012-08-28 10:12:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本共同通信社が8月27日、中日の外交関係者の情報を引用して伝えたところによると、中日両国の釣魚島問題の対立が過熱していることを受け、中国は日本への朱鷺贈呈計画の一時中止を決定した。

中国は本来、2羽のトキを贈呈する予定だったが、最近の両国間の釣魚島問題対立過熱を受け、中国で行うはずになっていたトキ贈呈調印式が中国国内の世論の反発を招くことを憂慮し、計画の一時延期を決定した。釣魚島問題はすでに中日両国の正常な友好交流に影を落としている。

日本国内で飼育されているトキが近親繁殖により抵抗力が低下していることから、中日両国は10月からトキ贈呈プロジェクトを開始することになっていた。しかし、釣魚島問題での対立がこの友好活動の障害となっている。 「日本は一日も早くこの計画が実行され、トキの正常な繁殖が保証されることを希望している。」

トキは鳥類の「東方の宝石」と謳われ、数も希少で絶滅に瀕していることから、中国では関係機関により「絶滅危惧種」に指定されている。実際、トキの保護のため、中国と日本は1980年代から密接に協力し、中国の国家指導者が何度にも渡り日本へトキを贈呈あるいは貸与して、日本のトキ繁殖における近親問題などの解決を支援してきた。トキの贈呈や貸与のプロセスは中日両国にとって、パンダと同等の外交的意義があるといっても過言ではない。

しかし、日本当局は釣魚島領土問題、靖国神社参拝問題などで次々と中国を刺激し、中国人民の感情を傷つけて、両国の友好交流を中断してきた。日本のトキの里」と呼ばれる新潟県の環境部スタッフは「中日両国にとって、トキの雛の高官は必要なことでああるが、トキは外交問題になりやすい。」という。日本の佐渡トキ保護センターの会長である佐藤春雄氏は「もう中国を刺激してはならない。」と発言している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月28日

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