香港メディア:中国銀行業界が日本に代わりアジアの中心に

香港メディア:中国銀行業界が日本に代わりアジアの中心に。

タグ: 金融危機,欧州債務危機

発信時間: 2012-08-27 13:30:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国は昨年2011年、金融危機の暗い影から脱出できずに、また欧州債務危機は絶えず衰退のシグナルを発して、世界経済は引き続き下り坂の様相だ。しかし、「亜洲週刊」が発表した年に1度の「アジア銀行トップ300」のランキングによると、アジアの銀行業界は依然として世界にすばらしい成果を上げている。

中国の銀行業界が高い成長、利益を持続して牽引している中、アジアの銀行業界の総資産はその成長率が10.6%に達し、総合的な純利益も22.9%増加した。これは昨年1年間で、世界規模の経済で最も注目されるデータだ。

ランキングによると、金融危機以後、数年間の調整を経て、中国銀行業界は新しい勢力として突如出現し、日本のアジアにおける中心的地位に取って代わった。そしてこの局面は徐々に固まりつつある。

「アジア銀行トップ300」はアジアの主要12カ国と地域の銀行の期末総資産ランキングによる結果だ。米国の金融危機以前は、アジア銀行業界は基本的に日本の金融業による独占状態にあったが、その後、中国が急速に成長して頭角を現し、2009年、日本が長期にわたり独占し手いた中心的地位を奪い取って、アジアの銀行業界は中国の時代に突入した。

日本は依然としてこのランキング登場銀行数が最も多く、合わせて113社。中国は第2位で56社、続いて中国台湾地域が第3位の28社でランキング入りした。トップ10のランキングは昨年と同じで、順位に大きな変化はなく、中国は依然として5社が登場し半数を占め、日本は4社、中国香港特別行政区は1社、昨年と同じ結果となっている。これによれば、アジア地域の銀行金融業界は昨年でその成長が基本的に安定し、競争の局面と地域の分布が形成されたことがわかる。

「アジア銀行トップ300」のランキングの第1位は、連続3年トップの中国工商銀行で総資産2兆3952億ドル以上、昨年より15%増で2011年の純利潤は322.1億ドルに達し昨年比26.1%増と依然としてアジアで最も競争力を持つ銀行の地位を保っている。工商銀行はアジア最大、最も収益を上げた銀行で、また世界で時価や利益も最高の銀行だ。

第2位になったのは日本の三菱東京UFJ銀行で、総資産は2兆228億ドルを超え、資産は5.2%増だが、純利益が26.6%下がったため、純利益ランキングでは昨年の第7位から第8位にランキングを落としている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月27日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。