日本の東京で22日、右翼団体の組織した数百人規模の反中デモがあった。負傷者や物的損害は出なかった。京華時報が伝えた。
この右翼団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」の指導者は田母神俊雄元航空幕僚長だ。組織者側は一般市民1200人がデモに参加したとしているが、中国新聞社の記者が見たところ、約600-700人で、1000人には程遠い様子だった。
デモ隊は午後2時に在日本中国大使館近くの都立青山公園に集合。4グループに分かれて六本木の大通りをデモ行進し、午後5時頃に中国大使館前に到着した。日本の警察はデモ隊を規制。5人1組で順番に中国大使館前で大声で呼びかけることのみを許可した。
中国大使館は休日で門はきつく閉ざされ、車の出入りもなかった。警官10人近くが門の前で守りを固めたほか、大使館周辺の各交差点にも警官が立ち並び、デモ隊を厳しく規制した。