日本華字紙・新華僑報電子版によれば、日本の薬膳研究家である阪口珠未さんが最近、清代宮廷の美容食に基づく「西太后のアンチエイジングレシピ」という本を上梓した。
清朝末期に君臨した女帝である西太后は、美容に対する関心が強く、美しさを保つために専門の料理人にさまざまな多くの薬膳を作らせていた。阪口さんいわく、これらは、西太后が作り上げたアジアの薬膳文化の最高峰だという。西太后が食していた薬膳レシピを参考に、山芋、くるみ、黒ゴマ、鶏の手羽先、大根などの5種類の材料を使った、簡単で効果の高いアンチエイジングレシピを提供している。
西太后は女帝としてはとても怖いが、女性としては能力も高く、美を愛し、食べることの好きな人だった。この点では、現代社会に生きる働く女性と全く変わらないと阪口さんはいっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月26日