2013謹賀新年~ボランティアーヘイブン計画

2013謹賀新年~ボランティアーヘイブン計画。 昨年は日中の外交状況も芳しくなく、日中民間交流に関しましては、日中国交正常化40周年のお祝いムードというよりも、政治の動静を伺いながらのビクビクした消極的なものになり、後味の悪い一年となってしまいました。中国内にいる日本人同胞、そして日本国内にいる中国人のみなさんは、公私共に残念な思いをされた方も多いのではないでしょうか…

タグ: 外交 ボランティア 民間 交流 中日関係

発信時間: 2012-12-31 10:00:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

それじゃぁ、どうすればよいかということなのですが、たとえば僕がラフなアイディアで考えますが、第三国、一応の中立国のスイスなどに何らかの制度をつくってもらうことがよいかもしれません。そうした外交関係の利害の無いフラットな国の制度下でボランタリー組織法人格を準備してもらい、国連主導でも良いですが各国が条約としてこれを何らかのかたちで批准し(多くの世界各国が批准してくれないと意味がないです)、実際の法人格としては国際的に認められた中立国内の法人格を取得するために、各国の行政組織(日本であれば法務局)で受付だけをする出先機関としての役目を果たす(手続きは煩雑ではなく、ローカル言語で簡便化されていなければならないでしょう)、というようなものは考えられないでしょうか。

そして、そのボランタリー組織の本部法人格の支部として各国の法人格をもつということであれば、多少のノイズは入るものの、総本部を国際的な中立国におけることになりますので、今よりも政治介入の状態が改善されるような気がします。例えば、スイス行政機関保管の国際的機関登記のボランタリー法人格を有する、「日中○○○友好協会」は、今の制度よりも、日本政府や中国政府の影響をうけにくい、民間交流ができそうな気がします。

まぁでも、マネーロンダリングの問題やら、事業範囲の問題やら、納税地の問題やら、国連主導であれば安保理内の力関係の問題やら・・・いろいろと解決しなければならないような気がしますので、気の遠くなるほどの検討プロセスを経なければならなそうですので、いまのところ現実味は薄いでしょうけどね。

でもこれくらいの新しい国際的に公平なボランタリー組織法人格制度つくらなければ、真の民間交流ってのは達成されないでしょうねぇ。すこしずつでも良いので、本当の民間交流が実現できるような制度づくりが進んでいけばいいですね。

最後になりますが、2013年今年は参議院議員選挙もあります、僕も小規模ながら日本と中国の各レベルでの交流ができるように多様にお手伝いしていきたいと思っています。本年もみなさまどうぞよろしくお願いいたします。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月31日

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