王:
小倉さんから見て北京オリンピックで参考になった点を教えていただければありがたいですね。
小倉:
北京オリンピックはすばらしかったですね。中国人全員の「愛国心」で立派なオリンピックができた。オリンピックを機会に中国社会が少しずつ変化するチャンスになりましたね。たとえば交通とか。これはオリンピックのもつ意味ですね。
オリンピックが残したものは大きいですね。北京オリンピックの精神的な遺産としては、中国国民が自信をつけたことでしょう。これは中国にとって大きな遺産になりましたね。
王敏先生と小倉氏は、中日関係や東京オリンピックの招致についてさまざま語り合った。最後に東京2020年オリンピック・パラリンピック招致の東京市民の支持率を尋ねたところ、小倉氏は「今、だいたい3分の2の市民が賛成し、反対はほぼ10%程度で、残りの人は特に関心がない状態です。」と答えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月4日