このほど発表された昨年の映画興行成績によると、中国市場では「人再◆途之泰◆(Lost In Thailand)」(中国)、「タイタニック3D」(米国)、「画皮2」(中国)、「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(米国)が1億ドル以上を売り上げたが、日本市場では1作品が8千万ドルを超えたにすぎず、日本の興行成績は中国に及ばなかった。「法制晩報」が伝えた。
■日本は国産映画が好調
日本は震災復興や不景気の影響で、映画の興行成績は従来よりも落ち込んだが、ランキングでは「BRAVE HEARTS 海猿」がロングランで73億3千万円を売り上げ首位に立ったほか、上位10作中8作が国産映画、うち5作がアニメ劇場版映画と、国産映画が好調だった。
■「ハリウッドはターゲットを中国に移行」
現在、中国市場のハリウッド映画の人気は日本をはるかに上回っている。昨年の国内興行上位10作品のうち、国産映画はわずか3作。「ハリウッド・レポーター」誌の映画批評家トッド・マッカーシー氏は、中国の映画市場はハリウッドのビジネス戦略において無限の可能性を秘めていると指摘。「ハリウッドはターゲットをすでに中国に移した」と語る。(編集HT)
*◆は国がまえで上に「八」、下に「口」の下線なし
「人民網日本語版」2013年1月9日