日本航空ボーイング787に相次ぐトラブル 株価にも影響

日本航空ボーイング787に相次ぐトラブル 株価にも影響。

タグ: ボーイング787,出火事故

発信時間: 2013-01-10 13:30:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本航空の2機のボーイング787に出火事故や燃料漏れが発生し、ボーイング社の株価は2日間で4.57%下がった。B787は中国ではまだ耐空証明書を得ていない。

外国メディアによれば、日本航空保有の新型B787機は、現地時間1月7日、8日の両日、米国ボストン空港で相次いでトラブルが発生した。この情報を受け、1月7日の始値は4.57%下げ、ボーイング社の時価総額は583億ドルから559億ドルに下がり、24億ドルが消えたことになる。

前日に火災、次の日には燃料漏れ

報道によれば、1月7日、日本航空のボーイング787機は米国ボストン空港に着陸後、期待から煙が発生、火災が疑われたが、当時、乗客はすでにすべて降りた後だった。1月8日、別のB 787機が搭乗ゲートから出発後、しばらくして燃料漏れが見つかり、離陸を中止した。この二つの事故では人的被害がなかった。米国国家運輸安全委員会(NTSB)は事故調査を開始している。

B787は中国では航行許可未承認

ボーイング社に確認したところ、目下中国民間航空局の耐空証明を得ていないことがわかった。

2005年1月、中国の航空会社とボーイング社は60機のB787機の購入契約を72億ドルで締結している。この契約は中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空、海航集団などが関係している。その後、B787は中国で証明書の交付が遅れており、今もまだ交付されていないことがわかった。

中国への引渡しはあるいは延期

中国民族証券の交通運輸業界のアナリストの李磊氏によれば、これは中国数社の航空会社のB787の契約には影響しないが、引渡しが遅れる可能性はあるだろうという。中国の航空会社は、100%の安全が確認されてから使用するだろう。

民航資源網の民間航空問題専門家である王疆民氏も、B787は新型機でさらに長い時間による適応が必要だ。故障の発生で、航空機メーカーは検証、解決を重ねるだろう。成熟したB737のような機体でも燃料漏れ事故などは起こったことがあるが、検査を完璧にして安全が確認されてから、引き続き使用している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月10日

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