◇日本の中国「外交包囲」 独りよがりの一人芝居に
安倍晋三首相は前政権による釣魚島の買い取りについて反省しておらず、むしろ態度を強硬化させている。安倍首相は11日の記者会見で、釣魚島問題について中国側と協議する余地はないと強調した。しかし安倍首相は戦略的互恵の立脚点に帰り、中日関係の改善に取り組むと表明した。一方では領土問題で態度を軟化せず、その一方では関係改善を希望している。阮副院長は、「安倍氏は自衛隊の参与および海外進出の拡大を続け、釣魚島の巡回もしくは中国の釣魚島地区における船舶の間接的な活動に対する軍事力の行使を増加しようとしている。日本の軍事力は、実際には憲法により制限されており、行使することができない。しかし現在ますます頻繁に、日本の軍事力が制限されているという観念が打破されている。その一方で、安倍氏は外交面でも手を緩めず、中国の周辺国を抱き込もうとしている。しかしこれは日本による独りよがりな一人芝居になる可能性が高い。これらの国家は、中国対抗の人質になりたがらないからだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月14日