1月20日、日本新聞網の報道が引用したアルジェリア現地の情報によれば、ここ数日のイスラム武装勢力の天然ガス関連施設占拠及びアルジェリア政府の掃討作戦で、少なくとも日本人9人が犠牲になったという。中国新聞網が伝えた。
フランス国営放送はこの日、この施設を請け負っていた日本企業の「日揮」のアルジェリア人社員の証言を元に報道した。この証言によれば、日本人3人が武装勢力によりバスで拘束され飛行場に行く途中、逃げようとして射殺された。残り6人は居住区域で殺害されたという。
アルジェリアのこの天然ガス関連施設は本社が横浜にあるプラント大手「日揮」が委託建設したもので、事件発生時、17人の日本人社員が設備内にいたことが確認されている。現在すでに7人の生存が確認できているが、10人は生死不明のままだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月21日