この発言直後、麻生氏は不適切だったと気づいた。この日の午後、公的な場所でこのような発言はかなり不適切だった、その部分を削除したいといっている。メディアに対しては、一般論ではなく、個人的な見解だと説明している。
麻生氏が中国人なら、きっとこの一言で抹殺されているだろうが、日本ではさほど強烈な批判にさらされていない。一方、日本の終末医療の負担は確かに重い。麻生財務相は1カ月に数百万から1000万円の医療費がかかるような状況を、厚生労働省は最もはっきりさせなければならないといっている。政府の財政で死に瀕している老人を負担するのはすべきことではない。