日本新聞網は1月23日、日本の自衛隊が同日に米国海兵隊と米西海岸で「島奪還」の共同実動訓練を実施すると伝えた。この「鉄拳(アイアン・フィスト)作戦」と名づけられた演習には280人の自衛隊員が参加。日米両国の軍隊が米国で合同演習を実施するのは8回目だが、規模は最大、参加する自衛隊員の数と兵器も最多となる。
今回の島奪回の合同演習は、2月25日まで1カ月かけて行われる。主な演習項目はカリフォルニア州沖の孤島での島奪回の実動訓練。米海兵隊は最新式のオスプレイ輸送機を出動させ、日本の自衛隊員と戦車を孤島に輸送し、島に上陸した自衛隊員が無線誘導する米軍のミサイルと戦闘機を使って孤島上の敵を攻撃する。
報道によると、米軍は、日本の島奪回作戦に適した「準海兵隊」の訓練をサポートしてきた。今回の演習を担当する自衛隊の国井松司1等陸佐は、「演習は第三国に向けたものではない」と表明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月23日