日米の「鉄拳作戦」 離島奪還能力を訓練か

日米の「鉄拳作戦」 離島奪還能力を訓練か。

タグ: 日米軍事演習,鉄拳作戦,アイアン・フィスト,釣魚島,尖閣諸島

発信時間: 2013-01-24 13:42:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日米軍事演習の参考写真

日米は22日より、カリフォルニア州南部で共同実動訓練「鉄拳作戦(アイアン・フィスト)」を開始した。同訓練には機械化実働訓練、水陸実働訓練、各兵種の共同訓練が含まれ、2月15日まで実施される。

約200人の陸上自衛隊隊員、約1000人の米海兵隊隊員と海軍兵士が共同訓練を実施する。日本第1空挺団は1月13日の降下訓練始めで、離島奪還訓練を実施した。日米両国は1月15日に計16機の戦闘機を出動させ、3日間の大規模な空戦共同訓練を実施した。「鉄拳作戦」により、日本は半月内に訓練を3回実施したことになる。

◇米軍 日本の離島奪還能力を訓練

「鉄拳作戦」は2006年より毎年実施されている定期的な訓練だ。米国は同訓練により、日本の上陸・離島奪還能力を訓練し、釣魚島(日本名:尖閣諸島)の伏線を張っているとする分析がある。軍事専門家の尹卓少将は取材に応じた際に、この分析には一定の理があるとした。自衛隊は長期的に実戦経験が不足しており、大規模作戦ならばまだ対応できるが、小規模作戦は経験が全てであり、兵士の素養と技能が重要な作用を発揮する。先進的な装備だけで、これが発揮できるわけではない。

米国は近年、アフガニスタン紛争やイラク戦争などの作戦行動において、小規模な部隊の行動を基本としており、豊富な経験を積んでいる。米海兵隊は、水陸実動に特化した訓練を実施している。小部隊の作戦には、都市や港湾を巡る戦闘、空中支援、各兵種の共同作戦、上陸作戦などが含まれ、米軍が得意としている。これは日本が最も不足している内容でもある。

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